AI / CONSULTING / GUIDELINE
AI勉強会と社内AI利用ガイドラインの草案作成
建設会社(幹部向け)
CHALLENGE
課題
建設特化のAIサービスと汎用の生成AIが社内に併存しており、「会社としてAIとどう向き合うか」を定めた文書がなかった。施主から預かる図面や見積といった情報をどこまでAIに入力してよいのか、若手のAI利用を制限すべきか、という判断が個人任せになっていた。勉強会の依頼が入口だったが、実際の目的はガイドラインの策定だった。
APPROACH
取り組み
- 事前に先方から挙がった5つの論点を「守る・攻める・育てる」の3章に並べ替え、そのままガイドラインの目次にした。勉強会はこの目次を埋める場として設計
- 他社のAIへの向き合い方を4類型(全面禁止/野放し/会社契約+ガイドライン/専用基盤)に整理し、先方の現在地を示した上で議論に入った
- 骨子は前文+15項目(適用範囲、認める環境とアカウント管理、入力禁止情報、禁止する使い方、施主への説明、事故時の対応、出力の扱い、若手の利用ルール、見直しサイクルなど)。全項目に記入例を付け、「このままでよいか、どこを変えるか」で進行。記入はNOOLが書記を担当し、幹部に書かせない形にした
- 「施主に『図面をAIに入れていますか』と聞かれたときの公式回答」を一文で決め、そこから逆算して整備すべきことを洗い出した
- 若手のAI利用は禁止か解禁かの二択にせず、「仕事の主語が若手のままか、AIに移るか」で線を引いた。教育担当の役割を設定したClaudeプロジェクトをその場で実演
- 勉強会中に幹部側でツール一本化の方針が固まったため、当日の議論を反映して草案を改訂(前文+13項目)。入力禁止情報は短い禁止リスト方式に切り替え、参考プロンプト6本(教育担当AI、文書の赤入れ、議事録、メール、見積表起こし、見積突合)を付録として添付
TECH
技術
- Claude(Teamプラン)。プロジェクト機能を利用の標準に設定
- 建設特化の国内AIサービス(会社導入済み)との使い分けを整理
- 骨子・草案はMarkdownで作成し、Word版を自動生成
- ライブデモ: Claudeのプロジェクト機能(教育担当ペルソナ)、見積明細の読み取り例
OUTCOME
結果
90分の勉強会で、骨子の主要項目について幹部の判断を聞き取り、その場で記入した。翌日に改訂版の草案(Word)と参考プロンプト集を作成し、先方が空欄を埋めればそのまま社内文書に仕上げられる形で納品した。若手のAI利用は「禁止」ではなく教育ツールとして扱う方向で整理された。
SCALE
規模
- 勉強会1回・90分
- 参加者は幹部数名(社長・工事部門の責任者を含む)
- 納品物: 骨子、他社スタンス4類型、教育担当AI指示文、改訂版草案(前文+13項目+付録6本)
- 準備から草案納品まで約1週間
OTHER